焔ノ宴 第三話 狂








「え…?灯護…さん…?」
思わず咲は呆然と灯護を見たまま呟いた。
「あぁ?お前誰だ、って言ってんだろ?」
そういうなり灯護は無理矢理咲の手首を掴んだ。
いつもの灯護ではない。
「痛っ…!灯護さんっ…!離してくださいっ…っ」
あまりの力の強さに咲の頬を涙が伝う。
「おーおー、可愛らしいことだな。犯しちまうぜ?」
灯護はびくつく咲を尻目に、楽しげにくくっと笑うと、そのまま咲を布団に押し倒した。
「イヤっ…っ」 
「暴れても無駄だぜ?お前にはイヤってほど恨みがあるんだ……何故お前ではない…」
「え……?」
灯護は、咲には全く意味のわからないことを言った。
お前は誰だと聞きながら、お前に恨みがある、と。
それはまるで咲であって咲でない人への問い掛けに聞こえた。
咲に言っているけれど言っていない…。
「…白い肌だ…」
灯護は咲の着物の帯を解くと、それで咲の両手首を縛った。
「灯護さっ…!やめっ…!」
「俺は『灯護』なんてやつじゃねぇよ。」
そういいながら灯護は、咲の首筋に舌を這わせた。
いつもと違う灯護の行動に、咲はびくつくばかり。
「俺の名は織田信長だ。」
織田信長と名乗った男は咲に馬乗りになると帯を解き、露になった肌に唇を寄せた。



「やぁっ…っ」 明らかにいつもと違い、優しくない灯護…いや、信長は、 自由のきかない咲の体にキスを落とした。 咲は、微かにぴくっと反応する。 「散々嫌がってるが…本当に嫌なのか?」 信長はそう呟くと、くくっと低く笑い、咲の下肢に指を伸ばした。 「やめてくださいっ…っ」 「体は万更でもないみたいだぜ?」 咲の下肢は、咲の言葉とは反対に、微かに先走りを漏らしていた。 「イヤっ…違うっ…っ」 「何が違うんだ…?」 信長は低く耳元で囁くと咲の股間をいじりはじめた。 始めは軽く。少し強く刺激した。 最初は嫌がっていた咲だが、だんだんと嫌がる声に甘い声が交ざり始めていた。 「はっ…ぁ…っ…出ちゃっ…っ」 「………出したいか?」 信長は小さく低くまた呟いた。 もはや恥とかそういう考えが頭から飛んでしまっている咲はこくこくと頷いた。 「誰が出させてやるか、バーカ。」 「…っ」 信長はイきそうになっていた咲のモノの根元を掴んだ。 「ぁ…っ!やぁっ…!」 「我慢してよがるのも見てみたいな…」 また信長はくくっと笑うと、根元を掴んだまま耳元で囁いた。 「イきたかったらお願いしてみな?」 「ぁぅっ…ぉ……ぃ…」 咲は、半ば意識の朦朧とする中、小さく呟いた。 「ぁ?何も聞こえねーなぁ。」 信長はそれだけ吐き捨てると 脇腹にそろりと手を這わせ、舌で胸の飾りを転がした。 「ぁっ、んふぅっ」 「淫乱なガキ…。お願いしてみ…?」 信長が低く囁くと、今度は咲は身を捩り、涙の浮かぶ瞳で信長を見つめた。 「はっ…ぁん……お願…い……イか…せてっ…ぁ」 信長は、ねだってきた咲にふっと笑うと、根元を掴んでいた手を離し さっきまでよりさらに強く刺激し、一気に追い詰めた。 「はぁっ、あぁっ」 一気に追い詰められ、もともと焦らされていた咲は呆気なくイッてしまう。


「はぁ…はぁ…」 咲の荒い呼吸が聞こえ、沈黙が流れる。 信長は自分の手についた咲の液体を見つめていた。 ふと、咲に視線を戻す。 「何故現れない…」 「ぇ……?」 信長が小さく紡いだ言葉は、咲にとって理解しがたい事だった。 信長は、明らかに咲ではない誰かを、咲に求めていた。 「何故俺がわからない。」 信長は、俯き、肩を震わせていた。 「…灯護…さん…?」 咲は、体の自由を奪われたまま、涙の滲む瞳で信長を見た。 「その名前で呼ぶなっ!俺は織田信長だっ!何故わからないっ…!光秀っ」 そう叫んだ信長を、咲は茫然と見ていた。 だが、次の瞬間、信長は咲を殴った。 「痛っ…、灯護さんっ…っ」 「何故わからないっ…!」 信長はひたすら同じ言葉を繰り返し、ひたすらに咲を殴り続けた…。 それはただ、狂ったように…。 咲は涙を流し、体を捩った。 だが、信長は殴るのをやめなかった。 散々殴った後、信長の手はようやく止まった。 咲は、ただ漠然と一点を見つめ、涙を流していた。


だが、ふと自分の下半身の異変に気付いた。 信長のモノがあてがわれ、今にも入れられそうだった…。 「ぁっ…!イヤっ、やめてっ…!」 正気に戻った咲は、それだけはイヤだとばかりに暴れた。 だが、抵抗も虚しく、信長のモノは狭い咲の入り口を貫いた。 「ッー!」 「わからないなら壊してやる……っ!お前を壊してやるっ」 *あとがき* @山南 みなさま大変お待たせしました〜(泣) 手が遅くて申し訳ありませんでした(土下座) やっと18禁らしくなってきたのかなぁ・・・と思ってますが・・ え?物足りない?ひぃ! というか、こういうイラストは実は描くの初めてだったり・・(笑) 家族の目を気にしつつビクビク楽しくかけました(笑) 4話はもっと早く公開できるようにがんばります! @相模 どうも、こんにちは、小説担当相模です。 第三話、いかがでしたでしょうか?? ついにやっちまいました、痛い系エロ…? っていうより普通に殴ってるんで普通に痛い…?(ぇー) とりあえず…こういうのが焔の本筋なんで(ぇ) これで苦手だ…と思って方は見ない方がいいかもしれません。(死) とりあえず…ネタとして楽しんで読んで下さった方は、これからもよろしくお願いします。 ではではまたの機会に。